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キャスト
【攻・成田遼一郎】置鮎龍太郎×千葉進歩【受・清澗寺国貴】
【攻・伏見義康】遊佐浩二×神谷浩史【受・清澗寺冬貴】
【浅野要】風間勇刀
【清澗寺和貴】野島健児
【清澗寺道貴】福山潤
【清澗寺鞠子】増田ゆき
【幼少時の国貴】鈴木真仁
【幼少時の遼一郎】玉木有紀子
【内藤】塚田正昭
【中村】鶴岡聡
【高橋】近藤孝行
【使用人】原田博之
【老主人】仲野元
スタッフ
原作: 和泉桂
脚本: 前川陽子
イラスト:円陣闇丸
発売日:2005年02月26日
収録時間:70分+72分 (2枚組)
発売元:ムービック
没落しつつある名門・清〓(かん)寺伯爵家。
その長男で陸軍軍人の国貴は家を守るために奔走する中、かつて身分の違いゆえに引き離された使用人の息子で幼馴染みの遼一郎と再会する。
遼一郎との関係に国貴は安らぎを覚え彼に惹かれていくが、遼一郎は命に関わる大きな秘密を抱えていた。
それを知った国貴は、自らの身体を差し出して彼を救おうとするが…。
シリーズ
清澗寺家シリーズ 1 この罪深き夜に
清澗寺家シリーズ 2 夜ごと蜜は滴りて
清澗寺家シリーズ 3 せつなさは夜の媚薬
清澗寺家シリーズ 4 罪の褥も濡れる夜
清澗寺家シリーズ 5 夜ごと蜜は滴りて2
清澗寺家シリーズ 6 終わりなき夜の果て
清澗寺家シリーズ 7 罪の褥も濡れる夜2
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BL大河と称される長編作品の1作品目。原作シリーズすべて既読です。
大正時代という重苦しい時代背景にさらに重苦しさを追加した
聞き応えのある作品でした。千葉ちゃんのストイックで可憐な役柄・国貴と
置鮎さんの寡黙かつ熱い男・遼一郎の切なくも純情なドラマは、聞いているこちらも、なんだか胸が苦しくなる思いでした。
浅野の間男ぶりがとてもいいですね。嫌いになれない男です。
個人的には遼一郎の仲間の高橋という男も好きでした。あんな人が、きっとあの時代には存在したのだろうなぁ、という、等身大感がなんとも……。
多くのすれ違いを経て逃避行をする結果になってしまうふたり。
安息の地はない、という浅野の言葉。これがまた、メロドラマチック。
家も地位も捨てた国貴には、遼一郎と幸せになってほしいものです。
そしてなにより、登場時間が少ないにもかかわらず、すさまじい存在感を放っていた
伏見×冬貴。わたしの個人的一押しCPです。笑
妖精スケベ父さんの妖艶さがたまりませんね。伏見の小父様も貫禄がすごい。