暫定ボーイフレンド レビュー

前野智昭×小林裕介のちょっとコミカルな甘いラブストーリー!

「暫定ボーイフレンド」は高崎ぼすこさん原作のコミックをドラマ化した作品。

大学助教授の秋月が電車の中で痴漢に合っているところを、一人の男に助けられたところから物語が始まります。

助けてくれたのは、秋月の成都である北村!
北村は端正なルックスを持つハーフで、モデルとしての活動もしている王子様キャラ。キラキラしたオーラを常に醸し出しています。

そんな北村と暫定的に付き合うことになって……!?

というのが大筋の流れ。

聴きどころは盛りだくさんの絡み♪ 前野智昭の甘~い言葉責めが……!

ストーリーは、人付き合いが苦手で不器用な秋月(CV小林裕介)視点で進みます。
男に痴漢はされるけれど、ゲイでもバイでもない秋月ですが、まだ女性と経験したことがない正真正銘の童貞。
そんな秋月を密かに狙っていた北村は、あの手この手で秋月を落とそうと仕掛けてきます。

秋月の前では王子様の仮面を脱ぎ捨ててブラックな顔も見せるのですが、秋月に迫るときは、めちゃくちゃ甘い!

ここが「暫定ボーイフレンド」の聴きどころです!

秋月にささやきかける北村の声の甘さとエロさが、もう………!!!!

個人的に、前野智昭さんの攻めというと、強気、俺様キャラという印象が強くて「ベタ甘な雰囲気のエッチ」ってあまり印象にないんですよね。

なので、この作品での、前野さんの攻めボイスに「ヒィ~~~~ッ♡♡」ってなりました(笑)

エロくて甘くて、そしてエロい!!!

最高かよ!

絡みは中盤1回と最後に1回あるのですが、最後が……最後の絡みが、またスゴイ。

北村のセリフなんて、字面だけでみたらガッツリAVっぽくてちょっと笑ってしまいそうなんですが、雰囲気と前野智昭さんのお声の力、演技が
「キャァ~~~~!!!!!」
ってな具合に変えてくれます。
めちゃくちゃエロいです。

一方、受けの小林裕介さんも素敵でした。

小林裕介さん演じる秋月は、女性とも経験がない中、流されるように北村と寝てしまうわけですが、なんかもう最初っから気持ちよくなっちゃってる、天性の受け!

で、途中、一人でいたす場面もあるのですが、ここもどうにも淫靡な雰囲気がただよっていてすごく良いです。

けれど、いちばんの聴き所はラストのエッチ!
イッたあとの喘ぎがすごく生々しくて、

「すご…………」

ってなりました。
小林裕介さんの喘ぎを聞くために、そこだけ数回リピートしましたね!

よくBL小説やマンガを読んでいると「イキっぱなしになる」「イクのが止まらない」という表現がありますが、まさにそれを声で表していらっしゃいます!

声優さん、ほんとスゴイな!

新垣樽助の微ブラックな演技も

物語の重要なバイプレイヤーとして登場するのが、新垣樽助さん演じる葉山教授です。

秋月の恋の相談相手でありながら、秋月を狙っている描写がところどころあり、それがちょっとブラック。

葉山教授とそういう関係になってしまう展開もアリなのでは!?と思いながら聞いていました。

っていうか、そこをもっと聞きたかったかも。
教授の魔の手に翻弄される秋月と、ちょっとした絡み、とか……

時間の都合もあるのでしょうか、ちょっと残念です。

葉山教授と他のキャラのスピンオフなんてあれば、ぜひ聞いてみたいですね!

綺麗にまとまっているし、無理すぎる展開もなく、気軽に聞けるコミカル系BDCDでした。
絡みも多いので、エロ目的の方も満足できるかと!

重くないストーリーや、甘い低音攻めをお求めの方におすすめです!

(ライター 矢吹良子)


★★★人気&名作のBLCDが無料で聞ける!
Audibleは初月無料★★★


コメントはお気軽にどうぞ(管理者のチェック後公開されます)