未知との遭遇 michi-tono-sougu

壮馬さんの別の作品を聴いてみたい方に特におすすめしたい作品です。

個人的にはもともと壮馬さんの声や演技が特別に好きというわけではありませんでした。
この作品に出会うまでは。
壮馬さんといえば上品でキレイめなキャラクターの印象が強かったのですが、このキャラクターは全然違います。色気もなにもないただのフツーのサラリーマンです。
壮馬さんってこういう声も出せるんだ？！と衝撃を受けました。しかも個人的にはこっちの方が好き。なんなら大好き。
しかも腰乃先生ということで、なんせ文字数が多い！めちゃくちゃしゃべります。ひたすらしゃべります。しかもずっと怒ってるというか拗ねてるというか唸ってるというか。早口でガーッとまくし立てるところ、本当にすごい。よく舌噛まないな。「言うに事欠いてパンチラ？！」の一連のセリフが本当に好きです。ここにチャプター付けてほしい。付いてないからめっちゃ巻き戻して聴いた。この幅の広さ、さすがです壮馬さん。

そして安定の新垣さん。この声大好きなんですよね。低すぎず高すぎずでちょうどいい。とても柔らかくてとても優しい。
もう少しおじさんの役もできるのにこれくらいの年齢の役もできる。しかもちゃんとそう聴こえる。もう天才としか。

総じて完璧。原作の素晴らしさも相まって私の中で神作と名高いです。ぜひ聴いて。