奪われることまるごと全部 レビュー

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まず、攻めの美長(よしなが)役の鳥海浩輔さんのどS声が他のどの出演作品よりもカッコよくて素敵です。受けの鷹緒役も鈴木達央さんなのでエロカッコよく、リップ音の響きまで耳に良いです。1番お勧めの作品です。
そして小さい頃から巨乳好きの鷹緒に凄い執念でセックスまで持っていく時の美長の執着が羨ましくもあり、恐怖を感じます。が、面白おかしくギャグ調に描かれているので聴きやすいです。

鈴木達央さん演じる鷹緒は浮気性の男前という設定です。男前受けが好きな方にはピッタリだと思います。鷹緒の彼女・ななちゃんもストーリーの邪魔にならず、上手い具合に2人の主従関係やお仕置き、美長に嫉妬を抱かせているので良いスパイスになっています。女の子っぽさはないのに、綺麗さは際立っているので色っぽく感じます。
私が思うききどころは
(彼女)「鷹緒君、途中で止めちゃ、やだ。ななのおっぱい出るかもしんない」からの、(鷹緒)「ななちゃん?」(美長)「(滅茶苦茶、男の声で)なあに?」と言われ、鷹緒が美長に首根っこを捕まれながら、「随分、楽しそうにチューチューやってくれたじゃねぇか。俺が最近、甘ぇと思って夢に見るまでハメ外してますってか。(鷹緒の自身を握り潰しかけながら)俺は、タマ無しでも全然いいんだぜ?なぁ、鷹緒。」と言うシーンです。
鷹緒が彼女と致してる夢を見ながら、間違えて美長の胸を吸ってしまい、夢から覚めて現実逃避しようとする鷹緒に美長の容赦無いお言葉が降り注いでいる場面で、笑えます。これを聞くと、ストレスがふっ飛びます。

夢に見るまで女の子のおっぱいを思い描いている鷹緒に強引に迫る美長が最高です。攻めのサド声が最高で着信ボイスにでも入れておきたいくらい、官能的です。受けも受け受けしくないので聞きやすいです。鈴木達央さんが演じているので男の色気も醸し出せています。

そしてもう一つの聞きどころ。美長の鷹緒に関する情報が早いところや何が何でも自分にだけ気持ちを向けさせようと必死な部分を怒りでまとめられているところです。あのサド感は、何とも言えません。何回聞いても、幸せに浸れます。また、美長に言われて逆らえない鷹緒も、可愛いです。幼馴染みなのでお互いに喧嘩したり、言いたい事は言うのにいざとなると美長の言いなりになり、結局口で嫌がるだけでしっかり受け入れている鷹緒からも美長への愛を感じます。
あれだけ自分勝手にやられているのに、女の影をチラつかせただけで酷い目に遇っている鷹緒が可哀想でもあり、羨ましくもある作品です。
意外とSM関係がハッキリしているので聞きやすくて、受けの嫌がり方も諦めが感じられるので良いです。
鷹緒が女の子のおっぱいが好きというところが新鮮で、美長の鷹緒への嫉妬が深いので非現実的な危ない世界を垣間見る事ができ、癒されます。 (ライター 美長鷹緒)

奪われることまるごと全部





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