薔薇色の人生

キャスト

【攻・百田保男(モモ)】吉野裕行×前野智昭【受・浜渦 論(ロン)】
【木村松治】乃村健次
【浜渦眞迩】髙坂篤志
【鈴原悠治】岩崎征実
【三井里奈子】弓場沙織 ほか

スタッフ

原作:木原音瀬
脚本:堀井明子
イラスト:ヤマシタトモコ

発売日:2011年01月26日
収録時間:58分+66分 (2枚組)
発売元:Cue Egg Label

前科持ちのジャンキーで「どうしようもないダメなヤツ」のモモは3回目のムショ帰りのあと、人生に絶望して自殺をしようとしたところを、刑事の論に助けられる。論と暮らすうちに彼に惚れ、ワルだったモモは一途に論を愛するように。
刑事の論の役に立ちたいと願うモモは、知り合いのヤクザから得た情報を論に流すようになって……

論に愛され大事にされるうちに、次第に変わっていくモモの透明な心が胸を打つ感動の物語。


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3 COMMENTS

匿名

前野智昭さんことまえぬの貴重な受けということで購入したCDなのですが、とても感慨深く心揺さぶられるストーリーでした。
絶望し、死のうとした前科者モモ(CV吉野裕行)と、それを止めようとした警察官ロン(CV前野智昭)。攻めであるモモの一途で大きな思いの真摯に向き合うロンの温もりが素晴らしく、ロンちゃんの役に立とうと不器用すぎかつ危ないやり方で頑張るモモの危なっかしさにハラハラしたり、ロンちゃんとのラブシーンにきゅんとしたり。
吉野裕行さんの演技がすごくて、特にドラッグで苦しむシーンは才能を感じずにはいられませんでした。そして他では見られないおっとりとした受け声のまえぬ。BLというジャンルに関係なく、とても感動する作品でした。

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匿名

感情移入しすぎて苦しくなるくらい素敵なドラマCDでした。原作小説のイメージや流れを崩すことなく、臨場感たっぷりに聞かせてくれます。なんといっても吉野裕行さんの声が、上手くいかない人生を歩んできたモモのやさぐれた雰囲気にピッタリで、感動しました。BL小説にしては、重めのテーマの作品なので、悲しいシーンも多いですが、それと対比するようにモモ×ロンちゃんの二人きりの時の柔らかく温かい雰囲気にほっこりとさせられます。原作の良さはそのままに、更に素敵な声が世界観の美しさを上乗せしてCDになっていると思います。何度も聴きたくなる大好きなCDです。

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きき

私は木原音瀬先生がとても好きだったのでCDになった時この世界観を壊さずにいてほしいという気持ちでこのCDを聴きました。
時間の流れが前後したりするのですがCDを聴いていてもしっかりその情景が浮かんできて引き込まれてしまいました。
百田を演じられた吉野さんの演技も素晴らしくて、本当にボロボロの人間だったり、深く人を愛していたりというのが感じられました。
浜渦を演じられた前野さんの演技も素敵で、言葉少なの浜渦なのですが表情や気持ちが聴いてるだけで浮かんでくるようでした。
原作大好きな作品だったので楽しみ半分不安半分で聴いたのですが聴き終ったとき本当に胸がいっぱいになりました。
木原音瀬先生の作品は痛い辛いと感じることも多くありますがだからこそ最後ハッピーエンドで終わるものはすごく幸せを感じます。このCDもとっても幸せを感じたCDでした。
このCDを聴いて吉野さんと前野さんのことそれまで以上に好きになったし、声優さんてすごいって改めて思いました。

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