欲望のベクトル レビュー

欲望のベクトル

画像出典 amazon

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2006年と少し古い作品ですが、じゅんじゅんこと福山潤の受けを聞きたくて聞き返しました。実は過去に何度も聴いていて、たぶん今回3度目か4度目の聞き返しです(笑)

カップリングは石川英郎×福山潤。

和希の両親はあまり仲が良いとはいえず、和希は父親にあまり構ってもらったことがない少年でした。和希の両親が離婚した後、和希の母は大手酒造メーカーの社長と結婚します。その社長の親友の息子が攻めの達郎です。まだ幼い和希にとって10歳以上年が離れた達郎は「大人の男」。そんな達郎は和希を構って遊んでくれます。大人の男性に構ってもらったことが殆どなかった和希はそれが嬉しくてすっかり達郎に懐き、達郎も和希を溺愛する関係に。
しかし母親が他界し喪が明けると義父は傷心旅行に出かけてしまいます。
残された和希は、義父の会社で副社長として働く達郎と義父の留守を守ることに。
子供の頃と同様、達郎を慕う和希ですが、実は和希は酒を飲むと意識が混濁し、その間に起きたことを覚えていないという
体質でした。いつのまにかそれを知った達郎は、酒を飲んだ和希の身体をずっといいように弄り回します。
ところが義父の留守中、義父の隠し子だという人物が現れたところから物語は急展開……というストーリーです。

義父の実子に緑川光と高橋広樹というビッグネームを持ってきておきながら全くといって良いほど有効に使われていない点が残念な作品なのですが、この作品の聞きどころは半分意識が無い状態で弄り回されているじゅんじゅんの可愛い受け姿、そして達郎の悪さ(?)が明るみに出た後、起こる和希を強引に抱くときの無理矢理だけどトロトロになってしまう絡みのシーンです。
こう言っては身も蓋もないのですが、これは石川英郎と福山潤の艶っぽい場面を聞くためだけに存在するCDだと言っても過言ではないかと……。

つまりそれくらい中身が薄いのですが(爆)じゅんじゅんの色っぽさは炸裂しています!

特に意識のない和希を好きなようにしているときの石川英郎の大人攻めといいようにされちゃっている可愛いじゅんじゅん受けには「うわ……どこまで続くの、どうなっちゃうの?!」というドキワク感を存分に楽しむことができます♪
しかもその場面は、達郎の秘書であり2人が暮らす家の執事のような役割の高城(鳥海浩輔)が見ていてその関係を知っている、というところも「ヒェーッ!!」です、ちなみに高城はブラックなキャラではなく、達郎の和希に対する思いもちゃんと知っていて、「ちゃんと和希を落として寝れば良い」」というようなアドバイスもしていたりします。けれど達郎が和希に想いを告げることができないのはある理由があるからなのですが……。

BLCDに登場する声優の中には、受けに多くキャスティングされる声優が少なからずいて、それぞれに違った魅力がありますが、福山潤の受けはなんといっても絡みの場面での「女性顔負けの可愛らしい高音の喘ぎ」が魅力ではないでしょうか。
まだ少年ぽさが残る年齢の美人受けや可愛い系受けで、さらに艶っぽい場面になると「……負けた! 私、女子なのに(腐女子だけど)負けてる!」と感じさせるほど可愛く色っぽい受け声はじゅんじゅんが今も昔もBLCD界のトップを突っ走っているような気がします。

福山潤の可愛い受け声が聴きたいなと思ったときにに、そして年上攻めに溺愛されて甘やかされる受け、というシチュが好きな人にはおすすめなCDです♪

CDの詳細はこちらから
欲望のベクトル


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