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手を伸ばして目を閉じないで レビュー

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手を伸ばして目を閉じないで レビュー

画像出典 amazon

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 少々古いCDなので恐縮なのですが、名作と呼ばれる一作です。原作は読んでいないのですが、新書館ディアプラス文庫で出版されています。CDでは攻が前野智昭さん、受は鈴木達央さんです。

 高校時代、大活躍していた野球の投手・樋崎(受)は事故にあったことにより野球を断念し、その後無気力毎日を過ごしています。そんな時、バイト先で後輩の明石(攻)と再会しました。明石は昔は樋崎に憧れていいました。明石は今は大学野球で活躍している投手。樋崎は野球に向き合いたくない気持ちから、明石に対して心を閉ざすけれど、明石はガンガン踏み込んでくる…。というストーリーです。

もちろん最終的には前を向くことが出来て、ハッピーエンドです。

鈴木さんの名演技が光っているように思います。
色々なことに傷ついて、気力のない演技、その後のやるせなさの表現、もちろんエロ、最後の方の爽やか青年風…。
ストーリーを良く表現されていて、すんなりキャラが入ってきます。
最後の方の少々生意気な感じは、よくある鈴木さんらしくて「定番」という感じでしたが、それまでのせつない表現や投げやりな表現などは素晴らしく、思わず涙ぐんでしまうくらいでした。
前半はかなり重い展開ですし、人によっては攻が無神経に感じてイラっとするかもしれません。私は逆に、心を閉ざしすぎの受にもイラッとしました。
その反動か、二人が怒鳴り合うシーンなどはスッキリしました。
思ってることをぶつけあったり、お互いに相手を否定して傷つけあったり、なかなかシリアスなところが多いです。
しかし後半はそれを乗り越えて心が通じ合うので、その過程がジーンときます。
前半はそれぞれのキャラの、どちらかといえば嫌な部分が見えがちなのですが、後半は、愛情や相手を思いやる気持ちがあふれています。
どちらもとても「男らしい青年」といった感じで、若者らしい上下関係のノリや、さっぱりすつつも優しい感じにも好感が持てます。
かなりの満足感を持って、聞き終われると思います。

あと、とても良かったセリフを少々。
鈴木さんの「抵抗なんてしたことないだろ、俺は!」という、相手を拒否るセリフ。
これを言われたら傷つきますよね。この投げやりな感じの演技が大変お上手でした。
前野さんの「ちゃんと俺のこと見て、俺に話してください」と、その後の黒展開。
前野さんのハキハキした後輩ぶりと真っすぐな性格の役柄の演技もとてもいいです。
真っすぐな人が爆発したらこういう感じ、という「真っ黒」な演技が上手いです(笑) (ライター らら)

手を伸ばして目を閉じないで





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